野鳥ミサゴの紹介いたします
とはいっても
私、鳥に詳しい訳でもなんでもない
ミサゴも初めて見たし
初めて撮りました・・・💦
現場や写真で観察したミサゴを
私の目線&勝手な想像でお楽しみいただけたら
と思います
間違っていることも多々あるかと思いますので
コメントなどでご教授頂けたら幸いです。
学名: Pandion haliaetus
鳥綱タカ目ミサゴ科ミサゴ属
魚を好んで食べます。
別名ウオタカ(魚鷹)とも呼ばれるようです
日本では留鳥として全国に分布するようで
そんなに珍しくない鳥のようです
鳥初心者の私は初めて見て
それから
大興奮の毎日でした~\( 'ω')/
前回ご紹介した
ノスリよりもかなり大きな猛禽類さんです
昨年末、望遠レンズを買って
被写体になってくれる鳥さんを探して
ウロウロしていた際に見つけたミサゴさん
始めは何か分からなかった。笑
でも、翼を広げて飛んでいる時は
2m近くあり
とても大きいので
「なんだあの鳥は!?」となり
知らない私でも、見慣れない鳥に
気づくことができました。
まあ、猛禽類って
とにかくカッコイイですね💦
英名は、「オスプレイ」
Osprey
当初沖縄でいろいろ事件があった
あの米国軍の航空機と同じですね
って、数年前に
お客様に教えてもらったことです。
水辺の高い位置を飛びながら
獲物を探し
見つけると、ホバリング状態に入り
その後、一気に急降下
そのまま魚めがけて
水面に突っ込みます
けっこう離れていても
「ザブン」という激しい音が
聞こえてきます
カメラを向けていなかった
逆方向で音が聞こえて
ミサゴの狩りに気づく事もあるくらいです
このダイブした時
私が撮影した写真では
ほとんどの場合でミサゴの体は
完全に水面下に沈みます
魚もバカじゃないので
ミサゴが上空から急接近してくる事に
気づく事も多いはず
魚は、水底に向かうことでしょう
ミサゴも魚が逃げることを予測して
ある程度深くまで突入しないと狩りは
成功に至らないからでは?
と思っています
余談ですが
多くの魚の背中が暗っぽい色で
お腹側白っぽいですよね
これは
魚が上から見られた時
水底側から見られた時と
それぞれの敵に見つからないよう
保護色になっています
鳥の体色も似ていますので
同じような役割もあると思います
ミサゴの場合は
狩られるというよりも狩る方が圧倒的に多いかと思いますので
お腹側が白いのは
魚が上を見た時に明るい空と同化し
魚から分かりづらいような体色となっているのではないかと考えます。
急降下中は、一番下が頭ですが
水面に入る寸前は
足を前に伸ばした状態で水面に入ります
魚を掴む為ですね
正直、私の目では遠くて
その体制を切りかえる瞬間は、よく分かりません
写真を後で見て
「ほ~、そういうことかな~」
と想像するのみ
あの高さとスピードで水面にぶつかり
よく足とか折れないな~
と心配になりますが
そんな弱い者は
自然界では生きていけないでしょう
もちろん怪我しても
きっと狩りができずに餓死することになる事が多いでしょう
下は横から見た
着水の瞬間です
着水した瞬間でも翼は後方にもっていき
速度を落としているとは思えません
水面深くまで潜ろうとしている感じがします
皆さんも経験あると思いますが
水と空気の境で光は屈折し
水中の物は、自分があると思って見ている場所から
少しだけずれた場所にあります
ミサゴは、この光の屈折による獲物の位置のずれを
経験で覚えていくのでしょうか?
体の一回り小さなミサゴちゃんが
20回近くダイブしているのに
ずっと獲物を捕れずにいました
このまま取れないと
飢え死にしてしまう・・・
私が心配になるほど何回も何回もダイブを繰り返しておりました
陽も低くなり始め
私のカメラのバッテリーが先にきれるか?
ミサゴちゃんがあきらめるか?
前者でした・・・(T_T)
何度もシャッターチャンスをくれた
あの子は、今元気にしているかな~
さて
獲物は捕れたでしょうか!?
ダイブした後に
獲物を掴むことができた時は
しばらく水面に顔をだしません
というより、大きな獲物が暴れ
水底に向かおうとするだろうから
水面になかなか出れないのか?
少し心配になります
おおおーーー!
ボラらしき大きな魚を持って
出てきました
さすがに水面から獲物を持った状態で
飛び立つのは大変そうです
全身ずぶ濡れで
よく飛び立てるものです
ミサゴの羽は、脂分が多く
水をはじく能力があるようです
こんなに大きな鳥が
水中から顔を出し魚を持って飛び立つ様子は
なかなか迫力があります
獲物を掴んで水面から飛び立って
飛んでいる際に獲物を
上空から落としてしまう瞬間も見たことがありますが
表情がみれないものの
(見れたとしても、犬のように表情豊かではないでしょうが)
落ちていく魚を上から見つめている姿は
とても残念そうに見え大変気の毒でした
しかし
ボラ君にとっては、非常にラッキーだったことでしょう
ボラ君も自分の体に着いた寄生虫を取るために
ジャンプして空気中に出て飛び込んだ事はあるでしょうが
こんな高さから飛び込む経験は初めてで
さぞ怖かった事でしょう
落ちたのが水の上で良かったです
ここで私は、疑問点が浮かびました
なぜ、ミサゴは魚を捕った後
川の上を飛ぶのだろうか?
捕ったら数秒で陸上側の上を飛べるはずなのに
しばらく川の上を飛んでいることがほとんどです
今回の様に捕った魚を
「あっ!落としちゃった~」ってなっても
陸上なら、すぐに取り戻せる気がします
ほとんど毎回水の上を飛んでいくのには
きっとミサゴなりの理由があるからで
その利点を考えてみると
陸上に落とした場合
他の動物(捕食者)に自分も獲物も狙われる
一度捕らえて弱った魚なら
水の上に落としても、自分だけが簡単に取り戻せる確率が高い
など、何かしら理由があるように思えます。
ミサゴさんと会話ができたら
ぜひ聞いてみたい点です
水面から飛び立って
少しすると
犬のように「ブルブル」とやって
できるだけ体についた水を
払い落してから、より上空に向かっていきます
魚を進行方向に対して
横に持っていたとしても
飛行中の空気抵抗を減らすためなのか
縦に持ち変えます
「ボラさん、空中散歩だよ~」
な、感じに見えますが・・・
なかなか大きな獲物を持っています
この大きさのボラ
魚屋さんで持つと分かりますが
けっこう重いですよ
ちなみにミサゴさん
雨の日は、狩りはお休みしているのですか??
とても気になったので
小雨の日に見に行ってみました
雨に関係なく
狩りをしていました!
ただ、上空から水面・水中が
見づらくなるのでしょうか?
雨の日の水面下って、波紋ができて良く見えないですよね
この日のダイブの回数が極端に少ないです
ただたんに獲物が少ない日だったかもしれません
悪条件でも獲物を捕る能力
また捕らなければ生きていけぬ厳しい生活環境
すごすぎる
益々ミサゴのファンになってしまいました
小物だったのか?笑
余裕な感じで片手で握ってますね
この雨の日に
普段は、魚を持ってかなり遠くへ飛んでいくのに
近めの場所へ飛んでいくことが多かったので
車で、その方向へ追って探してみました
隣に乗っていた
この日ミサゴ初見のお客様が
「あれそうじゃないの!?」
指さす方向を望遠レンズで見てみると
「ほんとだー!」
私は、いつも下から見ていて
体色が白いイメージだったので
カラスかと思っていたのですが
ミサゴでした
ありがとうございました~
なんか、ぜんぜん違う鳥に見えました・・・
獲物のボラ持っています
狩場から比較的近い場所で食べることもあるのですね
いつも、見えなくなるまで遠くへ運んでいくので
子供が居る巣まで行っているのかと思っていましたが
それとも2羽いたし
体少し小さいし(翼広げてないから、そう見えるだけかも?)
巣立ちした子供にあげたのか???
そもそも、そんな行動をするのか?
ただ・・・
どこにでもいるんですねー
カラス君
獲物を横取りしようとしています
カラス君は
暇人だな~
いろんな動物にちょっかい出してますよね。笑
足が上を向いて反転している
すごい身体能力
体が少し小さいように見えます
とんびかな?
足もなんかちょっと
違うような・・・
ちょっと反撃
できた?!
たくさんダイブしていて
50%くらいの確率で
獲物を捕っていた大漁日
遠ーく~・・・へ
獲物を持って行き
40分くらいでまた狩場に戻って
来てくれる事を繰り返してくれていたのですが
この時は、2羽になって戻って来ました!!
「大漁だから、お前も来いよ!」
ってかんじでしょうか?笑
多い日は、4羽ほどが同じ空を
飛んでいて、どこを見ればいいのやら!?
忙しかったです。嬉
狩りの成功率は
その時の獲物の多さや天候
それぞれの個体の能力など
様々な要因があるのでしょう
命懸けでダイブしても
捕れない事も多いです
何も持ってない状態で
水面から飛び立つ姿
失敗してもカッコイイ~
私がミスショットを何千回と繰り返しても
深場の水中撮影と違って
非常にリスクの高い撮影ではありませんし
豪快なダイブを何度も繰り返すミサゴを見て
自分の努力は、たいした事ないなという結論に。
あの何度も失敗を繰り返していたミサゴちゃんに
次に会う時には
もっと、まともな写真が撮れるようになっていたいと思う次第です。
袋井写真教室
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